![鉄足と足場材を使った長いす](https://underthesun1.com/wp-content/uploads/2014/12/20141230_tetsuashi1.jpg)
ダイニングに使う鉄足と足場材を使った長いすを自作
今まではデンマーク製のダイニングテーブルとダイニングチェアを使っていましたが、そろそろ飽きてきたかなと新しいテーブルと椅子を探していましたがなんだか気に入ったものが無くそれなら作っちゃおう的な発想で始まったDIY計画。デンマーク製の家具はチーク材やローズウッドなど木の質感と機能性、スタイルが好みで特に古いビンテージの家具がお気に入りでしたがなんせリペアしながら販売されていたものばかりなので手入れをしていてもいろんなところがすぐ悪くなってきます。でも木の暖かい感じは好きなので今回も木の味を出した家具を目指します。
今回はダイニングテーブルとあわせて使う椅子の自作です。色々調べましたが木を使っていても綺麗に整ったピカピカつるつるの木はNG。中古家具に近い味のある木を使って作りたいと足場材を使うことにしました。足場材を調べているとあわせて鉄足を使っている方が多く鉄の古びた感じが足場材と合いそうなのでこの組み合わせに決定。鉄足と足場材でダイニングテーブルと椅子を作ることに決定いたしました。
そして今回使った材料はというと・・・
まず一人用の椅子を4脚作るのではありきたりなので長椅子(ベンチシート)を作成することにしました。テーブルを1m幅に決めていたので合わせて長椅子(ベンチシート)も1m幅で。そして椅子の高さは以前使っていた椅子を参考に板材の厚み35mmを差し引いた長さでオーダーし発注となりました。
しかし、この足場材とは工事現場で作業する際の作業床といわれるもので高所作業に使われることが多く、作業員さんの安全のための十分な強度のある板。近年はもっぱら金属系が中心のようですが現場の用途によって木製を利用するようです。むかしから親しまれてきた杉足場板は、関西以西で根強い人気があるようです。しかし使われていた材料だけあって味はありますがけして綺麗な材料とはいえません。
節やペンキの跡、そして建築現場で使っていた釘が材料に埋まっていたりと綺麗な家具が好きな方には理解しがたいものが多いようです。今回は1m幅の材料を7枚オーダーしましたがそのうちペンキ跡が1枚、釘が埋まっているのが2枚ありました。そしてほとんどの材料に節が陥没した箇所や表面が荒れているものなどが殆ど、気にされる方は穴をパテで埋めたり、表面をサンディングしたりしたほうがよいかもしれませんね。
それでもイメージ通りの中古家具のような雰囲気をだした長椅子(ベンチシート)が出来上がりました。現在ダイニングテーブル作成中ですので出来上がりましたらUPさせていただきます。
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